日テレ『お迎えデス。』第一話 死ぬほどつまらん

第一話の感想ですが、17分しか見ておりません。

面白くないし、そもそも論なのですが、私は受け付けませんでした…



この作品のこと

制作局:日本テレビ

演出:南雲聖一・塚本連平

原作:田中メカ「お迎えです。」(白泉社)

脚本:尾崎将也

プロデューサー:高亜希(日本テレビ)・大塚英治(ケイファクトリー)

出演者:福士蒼汰・土屋太鳳



予告動画



あらすじ

ある日、理系大学生の堤円(福士蒼汰)は、ウサギの着ぐるみを着た人物と初老の男・陽­造(伊東四朗)が取っ組み合いをしているという不思議な光景を見かける。幻覚だと思っ­て無視しようとする円に、ウサギが声を掛ける。ウサギの中身は、死神のナベシマ(鈴木­亮平)。円は、いつの間にか霊や死神が見える能力を身に着けていた。そして、彼は、円­と同じ大学に通う幸(土屋太鳳)を連れてくる。ナベシマは円に霊が見える能力を持つ幸­と「これからコンビを組んでもらう」と一方的に宣言。成仏させるターゲットは、陽造だ­った。彼は、出産間近の娘・の玲子(菅野美穂)のことで死んでも死に切れないという…

Youtubeより



「ムリムリムリムリムリ!!」(見終えた感想)

もうタイトルどおりです。

体がうけつけませんし、つまんないですし、福士くん芝居下手すぎ…

というか、福士くんの芝居が下手というよりは、役柄やセリフがマッチしていない気がしました。

マンガ原作なのでセリフなどは仕方ないと思いますが、ちょっと私は見てて辛かったですね…


ちなみに原作はこちら↓


17分で見るのやめた

私は基本的にドラマはTVerで視聴します。それか各局のオンデマンド。

巻き戻しや、どこで何が起こるのかを分単位で確認したいからです。(職業病)


今回もTVerで視聴したわけですが、始まって5分で、

「なにこれキモい…」

と、体が拒否反応を起こしました。


しょっぱなの福士くんが変なキャラであるという、キャラ紹介は別にいいんですが、

土屋さんの「社会の窓あいてるよ!」あたりで一気にきつくなりました。

その後の、土屋さんが見えない誰かと喋ってる感じとか…

なにコレ視聴者なめてんの…?


極めつけは17分目。

今回のメインストーリーとなる、『伊東四朗を成仏させる』という点の鍵となる、伊東四朗が持つ現世への未練。

その未練は、『娘の結婚が心配』という事であり、15分あたりで伊東四朗に娘の菅野美穂が旦那を連れて挨拶に来るという回想が挟まれます。


そこで菅野美穂が子どもを身ごもっている事が明らかになります。

しかし旦那はヘラヘラとしており、職にもついていない。

そんな旦那に伊東四朗が激怒するのですが、菅野美穂が「この人の事何も知らないじゃない!」と激怒する。というシーン。



「いや、俺もお前らのこと知らねーから!!!誰だよお前ら!!!!!!!!」



思わず叫びましたね。心の中で。

いきなり回想でこのシーンを挟む必要あったのかと。


そもそも伊東四朗に「未練はなんなんですか?」と聞いた直後に、すぐに未練分かっちゃっていいの?と、思いました。

ここでは伊東四朗はハッキリとは答えずに、菅野美穂に何かあるのか?と思わせるぐらいで、福士くんたちが動いて明らかになった方がよかったんじゃないかと。

その後伊東四朗の未練が分かり、「娘さんが心配なんですね…」と、福士くんが伊東四朗に投げかけた所で、あの回想が挟まれれば、なんとなく感情移入できた気がするんですが…


まぁ、全部見てないしなんとも言えないのですが。

でもテレビドラマは映画と違って、見始めたら最後まで見なきゃいけないものじゃないので…


というわけで、もう見ません。



自分の脚本に使えそうなテクニック(自分用)

マンガ原作だしセオリーだけど、冒頭でいきなり主人公のキャラクター説明しちゃうという点。

今回だと宇宙が好きで、変な人で…という事が明らかにわかり、土屋ちゃんも登場して気の強い変な子。と、主人公2人のキャラが明確に分かった。


その後、謎をたくさん提示するのもいいとは思ったが、今回に関してはプロモーションで、喋ってる見えない謎の相手が死神だと分かってしまっているし、見え見えの伏線が気持ち悪い。


…尾崎さんどうしたんだろう。


脚本家三好さんの映画とドラマ備忘録

ドラマ脚本家(三好は本名じゃない)の私が、映画やドラマの脚本テクニックや撮影術から、ふと感じたことまでを忘れないように書くためのブログです。 見返し用のため、ここに乗っているテクニックを使いまわして私はテレビドラマを書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000